HP Officejet Pro L7550 - ファックスの問題を解決する(一部のモデルのみ)

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ファックスの問題を解決する(一部のモデルのみ)

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ファックスの問題を解決する(一部のモデルのみ)

ファックス テストを実行して失敗した場合、テストレポートを参照して問題を解決してください。詳細につい
ては、スタータ CD に収録されているオンライン ユーザーズ ガイドを参照してください。

本体でファックスの送受
信がうまくできない

必ず本製品付属の電話コードを使用してください。

本体と同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性があります。内線電話(同じ
電話回線を使用している電話で、本体に接続されていないもの) またはその他の機
器が使用中でないこと、受話器が外れていないことを確認してください。内線電話
の受話器が外れている場合や、コンピュータのモデムを経由して電子メールの送信
やインターネットへのアクセスを実行している場合、本体のファックス機能は使用
できません。

電話スプリッターを使用していると、ファックスの問題の原因になる場合がありま
す。本体を壁側のモジュラー ジャックに直接接続してみてください。

電話コードの一方の端を壁側のモジュラー ジャックに、もう一方の端をデバイス
の背面に「1-LINE」と書かれているポートに接続します。

正常に機能する電話機を壁側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認
します。ダイヤル トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、回線の検査を依
頼してください。

本体をアナログ電話回線に接続していることを確認してください。アナログ電話回
線に接続していないと、ファックスを送受信できません。電話回線がデジタルであ
るかどうかを確認するには、回線に通常のアナログ電話を接続してダイヤルトーン
を聞きます。通常のダイヤル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された
電話回線の場合があります。本体をアナログ回線に接続し、ファックスの送受信を
試します。

電話回線の接続ノイズが発生している可能性があります。電話回線の音質が悪い

(ノイズがある)

と、ファックスの使用時に問題が発生することがあります。

電話を壁側のモジュラー ジャックに接続し、静電ノイズなどのノイズに注意して、
電話線の音質をチェックしてください。ノイズが聞こえたら、エラー補正モード
(ECM) をオフにして、もう一度ファックスしてみてください。

デジタル加入者線 (DSL) サービスの使用時は、DSL フィルタが接続されていること
を確認してください。フィルタが接続されていないと、ファックスを使用すること
ができません。

PBX(構内交換機)または ISDN コンバータ / ターミナル アダプタを使用している
場合は、本体が正しいポートに接続され、ターミナル アダプタがお住まいの国ま
たは地域に適した種類のスイッチに設定されていることを確認してください。

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トラブルシューティング

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本体でファックスを送信
できるが、受信はできない

着信識別サービスを使用していない場合は、デバイスの[着信識別音]機能が

[すべての呼び出し]に設定されていることを確認します。

自動応答が [オフ] に設定される場合、またはファックスと同じ電話番号でボイス
メール サービスをお使いの場合は、ファックスを手動でしか受信できません。

本体と同じ電話回線上にコンピュータ モデムがある場合は、モデムに付属のソフト
ウェアが、ファックスを自動受信する設定になっていないことを確認してください。

本体と同じ電話回線上に留守番電話がある場合は:

留守番電話が正常に動作していることを確認します。
12 ページにある表 3-1 での例 2 のセットアップと同じように確認します。
本体でファックスを自動受信するように設定されていることを確認します。
[応答呼び出し回数]設定を留守番電話よりも多い回数に設定していることを確

認します。

留守番電話の接続を解除し、ファックスを受信してみます。
約 10 秒の長さのメッセージを録音します。メッセージを録音するときには、

低い音量で、ゆっくりと話してください。音声メッセージの後、沈黙した状態
で 5 秒以上録音を続けます。

同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失敗の原因となっている可能性があ
ります。他のデバイスの接続を切断し、もう一度テストを実行します。

[ダイヤル

トーン検出テスト] に合格した場合、1 つ以上の機器が問題の原因である可能性が
あります。どの機器が問題の原因であるかわかるまで、機器を一度に 1 つずつ戻
し、そのつどテストを再実行します。

本体でファックスを送信で
きないが、受信はできる

本体のダイヤル速度が速すぎるか、またはダイヤルの間隔が短すぎます。たとえば、

「9」を

イヤルして外線へアクセスする必要がある場合、以下のようにポーズを挿入

してみてください。9-XXX-XXXX (XXX-XXXX は送信するファックス番号です)。ポーズ
を入力するには、[リダイヤル / 一時停止] を押します。または、ディスプレイに
ダッシュ記号 (-) が表示されるまで、[スペース] (#) ボタンを繰り返し押します。

ディスプレイに常に「受
話器が外れています」と
表示される

間違った電話コードを使用しています。20 ページの「本体でファックスの送受信
がうまくできない」 の最初の 2 つの解決法を参照してください。

本体で手動によるファッ
クスの送信がうまくでき
ない

この解決策は、本製品に 2 線式電話コードが付属している次の国または地域にのみ
適用されます。アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、
コロンビア、ギリシャ、インド、インドネシア、アイルランド、日本、韓国、ラテ
ン アメリカ、マレーシア、メキシコ、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ロ
シア、サウジアラビア、シンガポール、スペイン、台湾、タイ、米国、ベネズエ
ラ、ベトナム。

お使いの設定が 12 ページにある表 3-1 の最初の例と同じであることを確認し
ます。

本体に直接接続された電話から手動でファックスを送信する場合、ファックス送信
には電話機のキーパッドを使用する必要があります。